心筋症とは?
心筋症という病気は、心臓の機能障害を伴う心臓の病気です。心臓というと、人間の生命維持の要とも言うべき場所であることは誰もが知っていることです。
心臓というのは、毎日休みなく血液を送り出し、それを動かすのは筋肉であり、その動作はポンプのようなものです。
ところが、血液供給は正常に行われているものの、心臓の筋肉自体が極端に厚くなったり、薄くなったりする場合もあります。
血液の流れが正常であっても心筋そのものが異常をきたすものですから、動悸、息切れ、呼吸困難などの症状が出ます。
これら心筋にかかわる症状全般のことを心筋症といい、肥大型と拡張型に大別することができます。
肥大型とは、心筋が分厚くなっている状態で、心臓の内腔は正常のままですが、壁が厚くなることで、血管の血液が十分に通れなくなります。
拡張型とは、内腔が非常に拡大し、心筋の外壁が薄くなっている状態です。そうなると、ポンプの働きをする心臓の動きが悪くなり、何をするのも苦しいという状態が続きます。
こうした肥大型と拡張型の相反するような状態が、心筋に起こる心筋症ですが、初期症状としては、運動時の息切れぐらいで、後は落ち着いてしまいます。
そして、こまったことに、原因ははっきりしたものはなく、発見も遅れがちで、心筋症と分かった時点では、かなり症状が進んでいたという事例も多く見られます。
それでいて、生命を脅かすような事態も招くこともある恐ろしい病気ともいえます。
ですから、心筋症の早期発見は定期的な健康診断が早道です。